« 濃すぎる時間を語る | トップページ | 過熱する人気 その2 »

過熱する人気。その1

日曜のツールドヴァンデは、なんとも失敗レースに終わってしまった。

15人の逃げ集団にチームからは3人も選手が入って、後続には

スプリントに備えるユキヤ。そして、マークのきついトマが残るという

絶好の展開のはずだったのに、前に入った選手3人にスプリント力が

無いということをほかのチームに読まれていてたため、この15人で

スプリントになってもヨーロッパカーに勝ち目はない。ユキヤもトマも

後ろにいるから、これはチャンスとばかりに15人の逃げは逃げ切る

ために強調してベースアップ。残り80kmでタイム差は11分以上にひらき、

後続集団はサイクリング状態。チームとしては前にいる3人の選手に

託すしかない。普通なら、前の3人の選手はローテーションに加わらず、

逃げグループを崩壊させて、トマのカウンターアタックを狙うか、

ゴールスプリントに持ち込むことを考えると思う…。(私の勝手な意見だけどっ。)

でも、なんかしっくりこないレース。逃げに乗った3選手は「自分が勝ちたい」

という意思で動いてしまっていて次の展開とか考える余裕もなく完全に

焦ってるしっ。15人の中に3人の選手が入っていたら、何とかしてくれるだろうと

信じる後続に残った選手たちの思いは届かず、スプリント力では不利な

3選手はそれぞれアタックをはじめ、ペリーグが残り3kmで捕まり

アントニーもカウンターアタックするものの、10人に追われて結局アントニーの

6位が最高位という地元レースにして最大の失敗レース。

 後続集団はごっそりタイムアウト。最後尾でゴールしてきたトマは苦笑いで

大声援に手を振る。

 最近、トマ人気が過熱し、会場は異常なことになっている。

ヨーロッパカーのバスが包囲され、選手はスタッフに道を開けてもらわないと、

出走サインにも出ることができない。一度止まってしまったら身動きが

取れなくなってしまうから、駆け抜けるしかない。

 他のチームバスにはさびしいほど人がいないという、光景が続く。

ヨーロッパカーの選手が走っていれば=「トマ!トマ!」と言われ、レース後の

バスは、出待ちのファンが押し掛け、選手は外に出ることができない。

 私たちも、「はいっちょっと通してくださいっ!!」と、人をかき分けながら

でないと、バスに入っていけない。メカとか、人ごみをかき分けて自転車

運んだりしているからすっごく大変そう…。

Photo

 トマっ、トマっ トマっと、トマコールが鳴りやまない。この状況を治めるため

トマがバスから顔を出すと「きゃーーー!!!」と地響きのような歓声が起こる。

ほかの選手もバスから出られないので、トマはサインに応じるサービスをする。

2

その間にほかの選手バスから降りて、それぞれの車に戻る。という状態。

 元々、人気のある選手だったけど、ツールのマイヨジョーヌ効果というか

最近は怖ゎ~って思う。

                             その2へ     続く

 


« 濃すぎる時間を語る | トップページ | 過熱する人気 その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1155621/42270750

この記事へのトラックバック一覧です: 過熱する人気。その1:

« 濃すぎる時間を語る | トップページ | 過熱する人気 その2 »